Lの次がXLではなく「O」。これは偽物のサイズ表記ミスではなく、日本のスポーツ用品で使われている正式な規格です。知らないと正規品を疑ってしまいます。
「O」は日本の正式なサイズ表記
日本のクラブのユニフォームを見ると、サイズが「S・M・L・O・XO」と並んでいることがあります。海外の「S・M・L・XL・XXL」に慣れていると、Lの次にOが来るのは不自然に見えます。
これはJASPO(日本スポーツ用品工業協会)が定めたサイズ規格で、日本のスポーツウェアで広く使われている正式な表記です。書き間違いでも、偽物が適当に付けたラベルでもありません。
- 1O = 海外表記の XL に相当
- 2XO = 同じく XXL に相当
- 32XO のようにさらに大きいサイズもある
なぜ知らないと危ないのか
真贋を自分で調べるとき、「タグの表記が海外の正規品と違う」というのは疑いのきっかけになります。ところが日本国内向けに作られたユニフォームでは、サイズ表記が海外のものと違うのが正常です。
JASPO表記を知らないまま「XLのはずなのにOと書いてある」と考えると、正規品を偽物だと判断してしまいます。 日本のJリーグクラブや、日本代表のレプリカでは普通に見られる表記です。
サイズ表記は真贋の決め手にはならない
ここまでの話とは別に、押さえておきたいことがあります。サイズ表記そのものは、真贋を決める材料としては弱いということです。
同じブランドでも、販売地域・年代・モデルのグレードによって表記の書き方は変わります。国内向けと海外向けで違うのは当然ですし、年代が違えば書式も変わります。「自分が見慣れた表記と違う」は、それだけでは何も意味しません。
見るべきなのは、サイズの書き方ではなく、タグに印字された内容どうしが矛盾していないかです。日本のクラブのシャツにJASPO表記があること自体は、むしろ筋が通っています。
海外クラブのシャツにJASPO表記が付いていたら
たとえばスペインやイングランドのクラブのシャツに「O」「XO」と書かれていたらどうか。これは日本国内向けに流通した個体である可能性があります。
海外クラブのユニフォームでも、日本の代理店を通して国内販売されるものには国内向けのタグが付くことがあります。ここもそれ自体は偽物の根拠になりません。 判断するなら、他のタグの記載と年代が食い違っていないかを合わせて見てください。
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参考・出典
本記事は公開情報に基づく一般的な解説であり、特定の商品の真贋を保証するものではありません。掲載写真は説明用の仮画像です。
