NIKEユニフォームのタグに印字された「SU13」「532822-413」「AUTHENTIC」。それぞれの意味と読み方が分かれば、製造時期の特定と偽物の矛盾チェックができます。
シーズンコード(SU13など)の読み方
NIKEは1年を4シーズンに分けて商品を管理しています。裾の内側、洗濯タグの下にある小さな白いタグに印字されるのがシーズンコードです。
SP=Spring(1〜3月)、SU=Summer(4〜6月)、FA=Fall(7〜9月)、HO=Holiday(10〜12月)。後ろの数字が年で、例えば「SU13」は2013年夏を意味します。なお「WI(冬)」は存在せず、冬はHOに含まれます。
使い方はシンプルで、シャツが名乗るシーズンと製造時期の整合を見ます。「2013-14モデル」ならSU13前後の製造が自然。もし「2022-23モデル」なのにHO18と印字されていたら、大きな矛盾=偽物や年代偽装のサインです。
品番(スタイルコード)の構造
NIKEの品番は「6文字-3桁」(例: 532822-413)。前半6文字がデザインの識別番号で、後半3桁がカラーコードです。前半6文字は長らく数字だけでしたが、2019年頃から「HJ4688-496」のように英字2文字+数字4桁のものが増えました。どちらも正規なので、英字が入っているだけで疑う必要はありません。
カラーコードから色を推定して真贋を判断するのは避けてください。よく「0=黒、1=白、4=青」といった対応表が紹介されますが、NIKEは公式な対照表を公表しておらず、実際には一致しない例が多くあります。赤いストライプの入るバルセロナ2022-23ホームは452、緑が基調のナイジェリア2018は100(白)です。この番号はNIKEが命名したボディ色であって、見た目の主色ではありません。
注意点として、同じシーズンでも選手仕様(Match/Vapor)とファン向け(Stadium)で品番が異なります。また偽物も正規の品番をコピーするため、品番一致だけでは本物と断定できません。
「AUTHENTIC」タグの本当の意味
裾内側の黒いタグに書かれた「AUTHENTIC」は、「NIKEの正規ライセンス品」という意味のブランド表示です。「選手仕様(オーセンティック版)」という意味ではなく、ファン向けのレプリカ(Stadium版)にも同じタグが付きます。
つまりこのタグの有無で選手版かレプリカかは判別できませんし、偽物も高い精度でこのタグをコピーします。「AUTHENTICと書いてあるから本物」という判断は誤りで、あくまで補助材料の一つです。
選手版とファン版の見分けは、生地技術(Dri-FIT ADV / Vaporknit)やフィット感で行います。2018年頃以降のモデルなら、裾外側タグの文字が金色なら選手仕様、銀または白ならStadiumという目安もあります(それ以前の年代には使えません)。ただし金タグの偽造パッチも出回っているため、タグの色は真贋の根拠にはしないでください。
3つのコードを組み合わせて判定する
NIKEの鑑定では、コード類を単独ではなく組み合わせて見るのが鉄則です。
- 1品番検索 → クラブ・シーズン・色が実物と一致するか
- 2シーズンコード → 製造時期がモデルの年代と整合するか
- 3AUTHENTICタグ → 有無と、書かれている番号が他の出品と重複していないかを補助材料に
- 41つでも矛盾があれば強い偽物サイン。全て一致しても、製造国・製造年月・エンブレムの有無と合わせて総合判断
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参考・出典
本記事は公開情報に基づく一般的な解説であり、特定の商品の真贋を保証するものではありません。掲載写真は説明用の仮画像です。
