90年代の青タグの『ドット』やダブルダイヤのロゴ様式など、Umbro(特にヴィンテージ)の見分け方を本物/偽物の写真で確認できます。
まず結論
Umbroは90年代のヴィンテージが多く、年代ごとのラベル・ロゴ様式の照合が鍵です。まずは次の3点から。
まず見る3ポイント
- 190年代の青タグの「UMBRO」文字に点々(ドット)があるか
- 2ダブルダイヤのロゴ様式がシャツの年代と合っているか
- 3洗濯タグ・紙タグが年代に合った古さか(現代タグは矛盾)
◯ 本物の特徴
- ・青タグのロゴに織りのドットがある
- ・ロゴ様式が年代と一致
- ・洗濯タグが年代相応(単一言語の小型)
- ・品番検索でヒットしないのは正常
✕ 偽物によくある特徴
- ・青タグが平坦でドットが無い
- ・年代に合わないロゴ様式
- ・90年代物に多言語・URL入りの現代タグ
- ・Umbroロゴの無い復刻を当時物として販売
0190年代「青タグ」の織りドット(Dots Test)
必須
90年代の正規品は襟の青い織りラベルのロゴ(ダイヤおよびUMBROの文字)に、微細なドット状の織りテクスチャと立体感があります。専門店は「今まで見た偽Umbroはすべてドット無し」と明言。偽物はロゴが平坦でドットがないことが多いです。ただし近年はドットを再現した偽物が出回っているため、有無だけでなく「タグ全体で質感が揃っているか」を見てください。
鑑定士メモ青タグは織りなので、文字もダイヤもサイズも同じ織り機で一度に作られます。文字だけドットがあって他がベタ塗り、という状態は正規品では起こりません。逆に、荒く見えるだけなら経年や織りムラでも起こるので、それだけで断定しないでください。
02ダブルダイヤのロゴ様式を年代と照合する
必須
Umbroのロゴは年代で変わりますが、年代の絞り込みに使えるのは大きな形の違いだけです。1974年より前はひし形が1つで、その中に文字が入ります。1974年以降はひし形が2つ重なるダブルダイヤになります。この2つは形そのものが違うので見分けられます。ダイヤの歪みや「unbro」の綴りミスも警戒してください。
鑑定士メモ文字の大文字と小文字では年代を絞れません。小文字の umbro は1924-1930年、1980-1996年、2000-2012年、2013年以降の少なくとも4つの時期に使われています。ダイヤの太さや角の丸みも、正解の写真と並べないと判断できないうえ、撮影角度や生地のシワで簡単に変わります。また Umbro は現行シャツにも昔のロゴを意図的に使っており(2024年の創業100周年キットには1924年の初代ロゴ意匠のラベルが正規に入ります)、古いロゴ=古い個体とは限りません。
03洗濯タグの様式と年代を照合する
推奨
90年代の洗濯タグは単一言語の小型で、多言語・URL入りの大型タグは2000年代以降です。『90年代のはず』のシャツに多言語・URL入りの現代型洗濯タグが付くのは矛盾。製造国も年代で異なり(英国・ポルトガル→アジア)、要点は年代との整合です。
鑑定士メモ1998-2000年は工場によりラベル仕様が混在します。白ラベルが無い=偽物とは判定しないでください。製造国も年代で幅があります。
04品番検索が使えない前提を知っておく
参考
UmbroはNIKE/adidasのような統一品番を運用していません。90年代は品番による照合が実質不可で、検索してもヒットしないのが正常です。他ブランドの感覚で「品番検索で出ない=偽物」と判断しないでください。ラベル様式・ロゴ・エンブレムの製法で見ます。
05エンブレム・ネームの製法と状態を照合する
必須
エンブレムに、見本と比べなくても一目で分かる崩れがないかを見ます。クラブ名や国名が別の綴りになっている、ライオンなどの主要な図案の数が違う、左右が反転している、といったものです。特にイングランド1990/Euro96・マンU90年代・ブラジル1994は偽物が多いモデルです。
鑑定士メモ製法(刺繍か印刷か)の違いは真贋の材料になりません。年代・グレード・地域のライセンシーによって正規品でも変わります。星の数や装飾の細かさ、刺繍の粗さも同じ理由で見ません。
ロゴ様式は年代で変わる
年式とロゴ様式が合っているかを見ます(±1年の揺れは許容)。
〜1992
小文字umbro+鋭角
小文字ワードマーク+角の鋭いダイヤ
1992-1999
大文字UMBRO
大文字ブロック体の90年代型
1999-2008
細身ワードマーク
細身の書体へ移行した2000年代型
2008-2013
ダイヤ単体
NIKE〜Iconix期・ワードマーク無し
2013〜
細身の小文字
小文字umbroが復活・線が細い
総合チェックリスト
当てはまるほど本物の可能性が高まります(1つの矛盾で偽物の疑いも)。
- ☐90年代の青タグのロゴに織りのドットがある
- ☐ダブルダイヤのロゴ様式が年代と一致
- ☐洗濯タグ・紙タグが年代相応(現代タグでない)
- ☐品番が検索で出ないことを偽物根拠にしていない
- ☐エンブレムに一目で分かる崩れ(綴り違い・反転)が無い
- ☐Umbroロゴの無い復刻を当時物と混同していない
⚠ 写真の前に:出品の危険サイン
- ・相場より大幅に安い当時物(人気モデルは高値安定)
- ・同一モデル・複数サイズのデッドストック大量出品
- ・ラベル接写が無い・ロゴを隠した出品写真
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参考・出典
- Football Shirt Collective — Spot fake Umbro
- Casual Football Shirts — 1990s Umbro authenticity checks
- KitTicker — Umbro authentication guide
- Travel Kurarin — アンブロのタグで年代判別
本記事は公開情報に基づく一般的な解説であり、特定の商品の真贋を保証するものではありません。掲載写真は説明用の仮画像です。

